あきのひとりごと(2015年11月)

「忘れ音」

 季節もすかっり秋になって、寒さを感じる時間が

 長くなり、ちょっぴり心がさみしい気持ちに

 なったりしてませんか?

 こんな季節にぴったりの虫に関する

 言葉を教えます。

 

 「忘れ音」って言葉をしってますか?

 最近、みんなは、虫さんの声を聞きましたか?

 秋から冬にかわるこの季節、

 虫さんたちが少なくなって、夜も静かになってきます。

 そんな時にか弱い虫の音を聞いたことがありませんか?

 

 季節外れのその声を「忘れ音」と言うみたいです。

 

 今日の夜、耳を澄まして、

 夜の虫さんたちの声に耳を傾けてみてください。

 どんな音が聞こえてくるでしょうか?

 聞こえたみんなは、教えてください。

 今日の夜が、冬になるまでの夜が

 ちょっぴり楽しみになってきませんでしたか?

 私の心の声が「わくわく、わく」となってます。

 

                        あき

 

 

「○○○♪○○○♪」

 

 

 

 

あきのひとりごと(2015年7月)

「せみの声」

 

梅雨の雨は、あっという間に春を夏にかえました。

 

シトシト、ザーザー、ピカピカ、ゴロゴロ、ミンミンミーン。

 空には、雲がモークモク。

 太陽さんは、ジーリジリ。

 

人間さまはあちこちで、あついぜ、きついぜと言うけれど、

 そんな夏が大好きです。

 大好きなせみ(ヒト)と巡り会えるから(^^♪

 

人間さまは、言うけれど、せみの声がうるさいと。

 私たちは、必死なの。

 7年待って、7日しか会えないのだから。

 そんな気持ちで聴いて欲しい。

 

私たちのLove Song♬

 

ミンミンミーン。ミンミンミーン。

あきのひとりごと(2015年6月)

紅一点こういってん


柘榴ざくろの花が一輪、一輪咲き始めています。

それをみるたびに思い起こします。

小さい頃、家の近くになっていた柘榴ざくろの実を一生懸命とっていた 頃の事を。

 

紅一点こういってん

むかしの中国の詩にに「柘榴ざくろを咏ずる歌」と言う作品があります。
 

 「万緑叢中紅一点  人を動かすに春色多く須いず」
(一面の緑の中に、真っ赤な花が一輪だけ咲いている。それだけで、春の景色は、人を感動させてしまう。)

 

素敵ですね。

わたしも柘榴ざくろをみる たび思うのです。

今使われる紅一点こういってんよりも本来の意味で使われていた紅一点でありたいと。

人の心を感動させる人でありたいと。


 季節を植物たちの移り変わりでみていくと、心穏やかになります。
 
また、植物たち移り変わりに目を向けてみようと思います。
 
 
 
ムッシー博士

ムッシー博士

おー、王安石(おうあんせき)じゃな。

はなざくろ。初夏になったのう。

あきのひとりごと(2015年5月)

真夏日間近の初夏

 

初夏の空は、何かわたしの好きをかりたてます。

空を見上げているとどこからともなく『パンパンパーン』と爆竹音がなり響いています。

以前は、秋の風物詩だった運動会も今では、5月初夏の風物詩と化しています。

 

でも、今も昔も変わらない自然の植物たち。

多少の変化はあるけれど、ふと目をやると、木々は結び葉と呼ばれるほどに生い茂っていて、これから来る夏を思い出させてくれます。

 

今年の夏は、どんな夏になるんだろう。

 

わたしの育てているカジュマルの木も小さいけれど結び葉になっています。

植え替えして、もっと太陽の光を木々いっぱいに受けれるようにしてあげよう!

 

 

カジュマルの木

カジュマルの木

ガジュマル(学名:Ficus microcarpa、漢名:細葉榕)

熱帯地方に分布するクワ科の 常緑高木